初心者が覚えるべき用語!その⑦ーエリオット波動ー

用語集

エリオット波動とは、ラルフ・ネルソン・エリオット氏が確立した株式投資についての分析理論です。

これも世界中の多くのトレーダーが意識している分析方法なので、大衆の心理を反映していると言っても過言では無いので覚えておいて損はないです。

エリオット波動は上昇トレンドにおいて「上昇5波、下降3波」を基本とする考え方です。

下降トレンドは逆になります。

「波動」とはチャートの形を波と捉えているんですね。

ここでは、上昇トレンド下降トレンドどちらも①~⑤のことを「推進波」、❶~❸のことを「修正波」と言い、それぞれ推進波の1波、2波、3波、4波、5波と言い、修正波は❶をa波、❷をb波、❸をc波と言ったりします。

推進派の中でも②④❷のことを「調整波」と言ったりもします。

エリオット波動の3原則

Ⅰ:推進波の①波、③波、⑤波の中で、③波は最も短くはならない。
Ⅱ:推進波の中で、②波が①波の始点を超えることはない。
Ⅲ:推進波の中で、④波が①波の終点を超えることはない。

そして、実際のチャートではこんなに綺麗に現れることは少なく、初心者には見つけるのが非常に大変ですが、しっかり慣れていきましょう!

上の写真のように、赤い推進波と青い修正波の中に、小さいエリオット波動「黄色の推進波と水色の修正波」を見つけることができます。

これは、ダウ理論の3つのトレンドのところでもやりましたが、こういうのを「フラクタル」と言います。

フラクタルについては、ざっくり言えば、「全体の形の中に、小さく全体の形と同じ形が入っている(構造)」です。特に覚える必要はありませんがMTF分析のイメージを持っていれば大丈夫です。

詳しく知りたい方は検索してみてくださいね!

ということで、エントリーする際は、現在のチャートはエリオット波動の第何波目か、そろそろ調整波か、第⑤波が終了して修正波が来るか、など意識してエントリーすることをお勧めします。

タイトルとURLをコピーしました