今回は「サポート」ラインと「レジスタンス」ラインについて説明します。
サポートラインとは、チャートの中でここまでレートが下げたら、下げ止まるだろうと考えられるラインです。
レジスタンスラインとは、 チャートの中でここまでレートが上げたら、上げ止まるだろうと考えられるラインです。

※サポートラインは下値支持線、レジスタンスラインは上値抵抗線とも呼ばれていますがFX界隈ではあまり聞かないです。

画像全体を見ればレンジ相場ですが、細かく見れば小さいトレンドの繰り返しとも見れて、〇印のところでトレンド転換(折り返し)が起こっているとも見れます。
ラインを引くことで、視覚的にトレンドの弱まり、転換を察知しやすくなります。
この分析方法も世界中すべてのトレーダーが行っていると言っても過言ではないので、初心者は必ず覚える必要があります。
画像のように同じような箇所で折り返したレートに線を引き、3回目から意識してトレードしていくのが基本となります。
4回、5回と同じようなレートで折り返した場合は、世界中のトレーダーが注目しますのでさらに強い根拠としてトレードに役立ちます。
レジサポブレイクとロールリバーサル(リターンムーブ)
レジスタンスラインやサポートラインを抜けることを「ブレイク」と呼びます。
下の画像はレジスタンスラインをブレイクして上へ抜けたところになります。

レジスタンスラインをブレイクした後、今までレジスタンスラインだったものがサポートラインに役割が変わることがあります。
逆にサポートラインを下へブレイクした後、レジスタンスラインへと役割が変わることがあります。
これを「ロールリバーサル」または「リターンムーブ」と呼びます。

ロールリバーサルが起こったラインは、非常に意識されやすくなります。
初心者はしっかりと覚えましょう!