FXとは、ものすごくざっくり一言で言うと「上がるか下がるか当てるゲーム」です。
こらからFXを始める方や始めたばかりの初心者は、結構疑問に思ってるかと思いますので、
このページでは、僕なりのさくっと説明をさせていただきます。
※詳しく正しく理解したい人は、別のサイトを見てください(;^ω^)
FXとは
FXとは、「Foreign Exchange」の略で、日本語で「外国為替」といいます。
為替とは、通貨を交換することです。例えば、アメリカへ旅行に行くときに、現金を円で持っていてもアメリカでは使いにくいので、銀行や外貨両替ショップなどで円を米ドルへ交換すると思います。
FXの取引で使われているものは、お金とお金の交換レートです。
ある国とある国の通貨を交換するときの取引価格のことを「為替レート」と呼んでいます。
よく、ニュースで「1ドル100円」という言葉を聞いたことあると思いますが、アレです。
1ドルが100円と交換できるという意味なので、10,000円を米ドルへ交換すると100ドルということですね。
誰が為替レートを決めてるの?
では、為替レートは誰が決めているのか?という疑問が沸きます。
その国の偉い人?銀行?FX会社?など思いあたると思いますが、どれも違います。
「市場」が決めています。
肉、魚、花、などに市場(売り手と買い手が商品を取引する場所)があるように、為替にも市場があります。「外国為替市場」です。
しかし、よくある市場には大きな建物の中にたくさんの業者が集い、大声で合言葉(値段?)を言い合っているのを思い浮かべますが、外国為替市場には建物がありません。
コンピューターを介して取引を行っています。
インターバンク市場と対顧客市場
外国為替取引は、銀行、証券会社、機関投資家の他に我々一般人も参加することができます。
ただし、外国為替市場には大きく2つに分かれています。
「インターバンク市場」と「対顧客市場」です。
◆インターバンク市場とは
一部の銀行や証券会社、ブローカーなどだけが参加を許される市場です。
我々一般人は参加できません。
◆対顧客市場とは
機関投資家や我々一般人が参加できる市場です。
銀行に預ける外貨や、外貨両替、FX業者(を使ったFX取引)がここに当てはまります。
そして、すべての為替レートの基準は、インターバンク市場のレートによって決められます。
イメージとしては、コンピューターの中にあるインターバンク市場で、
ドル売りおじさん:「今ならドルがお買い得だよー!」「ほら、買った買った!」
ドル売りおじさん:「そこのお姉さん、今買わないと損するよー!」
おばさんA:「じゃそのドル、頂こうかしら! 支払いは円でお願いね。」
おばさんB:「そのドル私がいただくわ!」
おばさんA:「何よあんた!私が先に目をつけたのよ」
おばさんB:「目をつけた順番なんて関係ないわ」
ドル売りおじさん:「う~ん、困ったなぁ。ドルはこれだけしかないからなー」
おばさんA:「じゃ、私が110円で買うわ!」
おばさんB:「私は111円で買うわ!!」
おばさんA:「何よ、あんた!!私は112円!!」
なんて、やり取りがされているかと思います。笑 ※思わないか。。。
ここで決まった為替レートが、我々が参加している対顧客市場やニュースで取り上げられる為替レートになります。
1日のうち為替レートって変動するの?
FXのチャートを見たことがある方は、すでにご存じかと思いますが、
為替レートは1秒ごとに刻一刻と変化しています。
そうすると、海外旅行へ行くとなどに外貨両替でできるだけお得に両替がしたいと思い、何時何分に両替するのがベストか、なんて思ったこともあるのではないでしょうか?
対顧客市場の為替レートには、1日間の間は「変動しないもの」と「変動するもの」があります。
◆対顧客市場の変動しない為替レート
銀行外貨預金や両替などは、各銀行がインターバンク市場の午前10時より少し前(9:55頃)の為替レート参考に、その日の為替レートを決めます。
これは、「公示レート」や「仲値」と呼ばれています。
なので、1日のうち仲値以降だったら何時に両替しようと変わりありません。
※仲値より前に両替するか、後にするか、考えてもいいかもしれませんね!笑
◆対顧客市場の変動する為替レート
FX業者やバイナリーオプション業者などは、インターバンク市場の為替レートに連動して常に変動しています。
ということで、
FXはなんぞや?というところから誰が値段を決めとんねん!というところまでの説明でした。